SSブログ

エボラ出血熱 日本の対策 病院では治せない? [ニュース]

もし日本でエボラ出血熱が発生したら受け入れ先はあるのでしょうか?
治療法は?薬は?

アメリカでもエボラ出血熱の感染者が見つかってしまいましたね。

このままでは、感染被害が世界的に広がり、
日本国内で感染者がでるかもしれません。


致死率90%以上と言われているこの恐ろしいウィルスですが、

日本での対応はどうなっているのでしょう。


もし日本でエボラ出血熱の感染者が出た場合、
全国に45か所ある指定施設に運ばれ、そこで治療を受けるそうです。

全国に45か所あるからといっても安心はできません。

このような記事もあります。


危険度が高いウイルスを扱う設備を備えた施設はあるのですが、
制度上では、取扱いが許されていないそうです。

厚生労働省の担当者によると、
現状では感染の疑いの有無までしか調べられないそうです。

これは大変なことですね。日本で感染者と思われる患者がいても
ウイルスを調べる体制が整っていないため、正確な診断ができないというのです。

人の命がかかっているのに、制度がうんぬん、なんて言っている場合ですか
日本の悪いところですね。

もう少し詳しく調べてみました。

日本では、現在ウイルスの危険度を4段階に分類していて、
危険度の段階に応じ、扱える施設を定めているようです。

最も危険度の高いエボラウイルスは、最高レベルの設備をした施設でないと
扱うことができません。

この制度は、世界保健機関(WHO)がウイルスの危険度
バイオセーフティーレベル(BSL)から定めた4段階の施設基準に準じていて、

厚労省は、日本国内には最高レベル(BSL-4相当)の設備が2か所あるが、
地元住民の同意が得られないなどの理由から、現在も最高レベルでの運用は許可されていないようです。


調べたところ長崎大学でもBSL-4施設の設置を検討しているようなのですが、
周辺住民の反対などによる理由で、実現までには至ってませんでした。

なので、今後もしエボラ出血熱の可能性があると思われる患者がみつかても、
血液や尿、のどから採取した粘膜などから検査するということしかできず、
ウイルスを取り除いたり、培養するといったことは許可されてなく、
正確な判断ができないということです。




BSL4施設の必要性を提言した江崎孝行・岐阜大教授(病原微生物学)によると、

 「今は特効薬がなく、効果があるのか分からない薬を患者に投与している。
  ウイルスを培養できればいきなり人体に投与しなくても薬の効果を研究できる」

と、施設の重要性を示しています。


一方、感染研究所ウイルス第1部の西條部長は、

 「ウイルスの感染能力の有無やウイルスがどこから来たのかを調べるには、ウイルスの培養が必要」
 「万一、エボラ出血熱が国内に入ってきても準備態勢は整えてあり、制限はあるが対応はできる」

と言っています。

当然ですよね。

クリスマスプレゼントランキングやってます!




スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。